チャールズ・ディケンズの長編小説
『デイヴィッド・コパフィールド』について、
投稿者が自身の思い入れや
作品の魅力を熱っぽく語っている音声動画です。
著者チャールズ・ディケンズの評価
ヴィクトリア朝の代表
19世紀イギリスを代表する作家で、
『オリバー・ツイスト』や
『クリスマス・キャロル』
でも知られています。
強烈なキャラクター描写
テンプレートでありながら、
そこから溢れ出すような個性を持つ
登場人物を描くのが非常に巧みです。
特に脇役の魅力が際立っています。
通俗的かつ芸術的
当時の文壇からは
「通俗的(大衆向けすぎる)」
と批判されることもありましたが、
ドストエフスキーやプルーストといった
巨匠たちからも愛読されていました。
200年経った今読んでも、
現代の娯楽小説に劣らない面白さがあります。
読者アンケートの先駆け
自身で雑誌の編集長も
務めていたディケンズは、
読者の反応を見て
ストーリーを変える手法
(連載漫画のようなテコ入れ)
を当時から取り入れていました。
『デイヴィッド・コパフィールド』の特異性
作者自身が最も愛した作品
ディケンズの自伝的要素が強く、
フィクションを交えつつも
彼の人生が色濃く反映されています。
完璧なプロット
他の作品ではストーリー展開に
無理がある(ご都合主義)
と批判されることもありますが、
本作に関しては
広げた伏線が後半で見事に回収され、
非常に美しい構成になっています。
ネタバレ厳禁の面白さ
古典文学は
結末を知っていても
楽しめるものが多いですが、
本作に関しては
ストーリーそのものが素晴らしいため、
結末を知らずに読んでほしいと語られています。
魅力的なキャラクターたち
ストーリーの道中で出会う
個性豊かな人々が物語を彩ります。
ペゴティ
主人公を支える愛に満ちた女中。
彼女の人生だけでも
一冊の本になるほど深い物語があります。
ミコーバー
お金はないが見栄っ張りで野心的。
ディケンズの父親がモデルと言われ、
迷惑もかけるが憎めないキャラクターです。
ユライア・ヒープ
小説史上トップレベルに「ムカつく」悪役。
彼とミコーバーの直接対決シーンは
最高級のカタルシスを味わえます。
ドートウッド(おばあちゃん)
自己主張が強く激しい性格ですが、
その裏に強烈な優しさを持つ、
ラピュタのドーラのような人物です。
アグニス
主人公の相談相手であり、
「理想の女性像」
として描かれています。
投稿者が
本作を最も好きな理由の一つとして
挙げられています。
結論
『デイヴィッド・コパフィールド』は、
過酷な少年時代から小説家として成功し、
ハッピーエンドを迎えるまでの
波乱万丈な人生を描いた物語です。
「死ぬまでに一度は読んでいただきたい」
と断言されるほど、
キャラクター、
ストーリー、
描写力の
すべてにおいて完成度の高い傑作です。